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えっちなハプニング♡短編集
第6章 夜のOfficeで
静まり返った夜のオフィスに、私のため息が響く。


…今日は早く帰れると思ったのになぁ。


明日の会議で使う資料のミスが発覚して、私は慌てて修正をしていた。

仲間たちは1人、また1人と申し訳なさそうに帰って行き、気づけばこのフロアに残されたのは私だけになってしまった。


…中嶋さんがいたらもっと頑張れるのに。


憧れの上司を思い浮かべながら、仕事をこなしていく。彼は昨日から出張で姿を見ていなかった。

「…明日は会える!頑張れ私!」


ひとり虚しく呟きながらパソコンとにらめっこするが、疲労感は増すばかりだった。


…ストッキング、脱いでもいいかな?


足を締め付けるそれの存在を思い出したら、脱ぎたくてたまらなくなってしまう。


「だ、誰もいないしいいよね…?」


私はぽつりとそう呟いてスカートの中に手を入れた。
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