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えっちなハプニング♡短編集
第7章 王子様と地味子ちゃん
「金とか地位とか身分とか……そんなの、関係ない。
誰に何を言われようと、俺がお前を愛する気持ちは変わらないんだ。覚えとけ。…もう、俺から離れるなよ。」
「私も……私も、貴方の事を心から愛してる…ずっと側にいるわ…」
この世にこれ以上幸せなことなどあるのだろうか。
貴方の側にいられるのなら、他には何もいらない……
2人は強く抱きしめあうと、そのままなだれ込むようにベッドへと倒れる。
夢のように甘い夜が彼らの再会を祝福した……
《完》
°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°+ °。°+°。
(え…どういうこと?)
私は読み終えた小説を手に、1人悶々と頭を捻る。
17歳の秋を迎えた私は、最近恋愛小説をよく読むようになった。
高2にもなって恋をしたことがない私は、せめて小説を読んで恋を知りたいと思い始めたのだ。
色んな作品を読んでみたが、恋はロマンチックでキラキラしていて、ドキドキするらしい。
だいたいみんな同じように愛の言葉を口にするから、きっと恋ってこんなもんなんだ。
しかし、私にはどの作品にも共通して訪れる「理解不能な場面」があった。
誰に何を言われようと、俺がお前を愛する気持ちは変わらないんだ。覚えとけ。…もう、俺から離れるなよ。」
「私も……私も、貴方の事を心から愛してる…ずっと側にいるわ…」
この世にこれ以上幸せなことなどあるのだろうか。
貴方の側にいられるのなら、他には何もいらない……
2人は強く抱きしめあうと、そのままなだれ込むようにベッドへと倒れる。
夢のように甘い夜が彼らの再会を祝福した……
《完》
°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°+ °。°+°。
(え…どういうこと?)
私は読み終えた小説を手に、1人悶々と頭を捻る。
17歳の秋を迎えた私は、最近恋愛小説をよく読むようになった。
高2にもなって恋をしたことがない私は、せめて小説を読んで恋を知りたいと思い始めたのだ。
色んな作品を読んでみたが、恋はロマンチックでキラキラしていて、ドキドキするらしい。
だいたいみんな同じように愛の言葉を口にするから、きっと恋ってこんなもんなんだ。
しかし、私にはどの作品にも共通して訪れる「理解不能な場面」があった。