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えっちなハプニング♡短編集
第4章 かくれんぼで秘密のえっち
「俺は…その、うん。あゆのことよく知ってるから平気だけどさ…他の男の前でそんな格好して、めちゃくちゃにされても文句言えねぇからな」
目元を赤くしながら、ヒロ兄は優しく忠告してくれる。
「…めちゃくちゃって、どんなこと?」
…思春期の少女は、ヒロ兄が言っていることの意味を理解していた。
しかし、滅多に見ないヒロ兄の照れた顔と、“あゆの胸を見ても何も思わない”と言われた悔しさから、あゆの中の悪魔が顔を出す。
「どんなって……えっちなこと、とかだよ」
「…ヒロ兄は、私をめちゃくちゃにはしないんだ?」
「さっきも言っただろ?よく知ってる妹みたいなあゆに、手出したりしないって。…それに、まだしたことないだろ?えっち。こういうのは、好きな奴とした方がいいよ」
ヒロユキは好奇心旺盛な悪魔を、自分に言い聞かせるつもりで諭した。
しかしその言葉が、さらにあゆのスイッチを入れてしまう。ーー…“えっちしたことない”という事実が、今のあゆには“まだ子供だろ”と言われているように聞こえたのだ。
ヒロユキは全くそんなことは思っておらず、ただあゆの思い込みに過ぎないのだが。
目元を赤くしながら、ヒロ兄は優しく忠告してくれる。
「…めちゃくちゃって、どんなこと?」
…思春期の少女は、ヒロ兄が言っていることの意味を理解していた。
しかし、滅多に見ないヒロ兄の照れた顔と、“あゆの胸を見ても何も思わない”と言われた悔しさから、あゆの中の悪魔が顔を出す。
「どんなって……えっちなこと、とかだよ」
「…ヒロ兄は、私をめちゃくちゃにはしないんだ?」
「さっきも言っただろ?よく知ってる妹みたいなあゆに、手出したりしないって。…それに、まだしたことないだろ?えっち。こういうのは、好きな奴とした方がいいよ」
ヒロユキは好奇心旺盛な悪魔を、自分に言い聞かせるつもりで諭した。
しかしその言葉が、さらにあゆのスイッチを入れてしまう。ーー…“えっちしたことない”という事実が、今のあゆには“まだ子供だろ”と言われているように聞こえたのだ。
ヒロユキは全くそんなことは思っておらず、ただあゆの思い込みに過ぎないのだが。