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えっちなハプニング♡短編集
第5章 放課後の教室で……
カシャッ……

翔太に向かって腕を伸ばした瞬間、シャッターが切られる。

「やべ、この写真ちょーエロい。姫野が俺に下着姿で抱きついて来るみたいな感じ?」

怒りに肩を震わせる私を見ながら、翔太は笑いで肩を震わせる。

本当に最悪、最低。

藤田くんとは大違いだわ……

私は涙目になりながらも、さっさと着替えて帰ろうと急いで手を動かす。


「じゃ、この写真と動画、愛しの藤田くんに送っとくわ」


………は?

涙が引っ込み、思考が一瞬停止する。

「だめ!それだけはやめて!ばかぁ!!!」

翔太の言葉の意味を理解した途端、驚きで引っ込んだ涙がパニックで再び溢れてくる。

それだけはやめて…藤田くんにこんな姿、見せられない……

いよいよ泣き出した私を見て、翔太はため息をついた。

「しょーがねえな…俺の言うこと聞くんだったら、藤田に送らないでやるよ」
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