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向日葵を君に…
第1章 デブはキモイですか?
無事に推薦入試を終えて、帰宅する。
帰りの電車での事。
ホームで電車を待っていると。
「ねーねねねねぇ!すっごい美人だねぇ?思わず見とれちゃったよー!ちょっとどこかで話さない?」
「着いてこないで」
あれって…さっきの…。
「話がダメならケータイ教えてくれよー」
話し掛けてる男は彼女の肩を抱き寄せた。
「うっさい!触んな!ブ男が話し掛けてくるなよ!」
彼女はそう言うと男の股間を思い切り蹴飛ばした。
男は呆気なく引いていく。
す…すごい…
彼女は俺に気付くことなく、やってきた俺が乗る電車に乗った。
電車に乗り込むと、彼女はちょうど空いた席に座る。
次の駅でおばあさんが一人杖をつきながらよろよろしながら乗り込んできた。
周りを見ると手すりの前はほとんど人がいて、掴まる所が高い吊革しかなくて、困っているようだ。
「あの…ここの手すり掴まってください」
ちょうど手すりの前にいた俺はおばあさんに手すりの前を譲った。
「あら…ありがとうねぇ…掴まる所がなくて困っていたから助かるわぁ」
「いえ…」
あ…優しい笑顔…こんな笑顔に出会えるだけで外に出てよかったと思えた。
帰りの電車での事。
ホームで電車を待っていると。
「ねーねねねねぇ!すっごい美人だねぇ?思わず見とれちゃったよー!ちょっとどこかで話さない?」
「着いてこないで」
あれって…さっきの…。
「話がダメならケータイ教えてくれよー」
話し掛けてる男は彼女の肩を抱き寄せた。
「うっさい!触んな!ブ男が話し掛けてくるなよ!」
彼女はそう言うと男の股間を思い切り蹴飛ばした。
男は呆気なく引いていく。
す…すごい…
彼女は俺に気付くことなく、やってきた俺が乗る電車に乗った。
電車に乗り込むと、彼女はちょうど空いた席に座る。
次の駅でおばあさんが一人杖をつきながらよろよろしながら乗り込んできた。
周りを見ると手すりの前はほとんど人がいて、掴まる所が高い吊革しかなくて、困っているようだ。
「あの…ここの手すり掴まってください」
ちょうど手すりの前にいた俺はおばあさんに手すりの前を譲った。
「あら…ありがとうねぇ…掴まる所がなくて困っていたから助かるわぁ」
「いえ…」
あ…優しい笑顔…こんな笑顔に出会えるだけで外に出てよかったと思えた。