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向日葵を君に…
第11章 向日葵を君に…



泣きじゃくる私を穂高は唯一無傷の左手で引き寄せて、ずっと頭を撫でていてくれた。



やっと穂高の意識が戻ったというのに、私は泣いてばかりだ。



たくさん話したい事あるのに…。



でも今は…意識がある穂高が傍にいてくれるだけで充分だった。

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