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向日葵を君に…
第12章 不安



私…なんか変だ。


前は何にも怖いものなんてなかったのに、今は穂高に嫌われる事…穂高が取られてしまう事がすごく怖い。


前の私なら穂高が私を嫌うなんて絶対にない。


穂高が取られるわけなんてないってすごく自信があったのに…やはり、事故のせいだと思う。

事故で一度穂高の意識が戻ってこなかった事を経験して、こうして穂高の意識が戻ってからも私はかなり弱気になっていた。


やっと穂高と二人きりになった。


「結花、結花!」

「何?なんでそんな嬉しそうなの?」

「えー?見てわからない?右腕やっと解放されたよ!」

「あ…本当…よかったね」


右腕は足よりも怪我の具合が良かったらしく、もう普通に動かせるくらいまで回復していた。


「結花、久しぶりに抱き締めたい」

「あんまり無理しないでね?」

「あぁ」


ベッドの端に座ると穂高はグイッと引っ張り、私をベッドに引き込もうとした。


「ちょっと…足はまだ治ってないんだから駄目」

「だってベッドの中で抱き締めたい」

「わがまま言わないの…わっ…」


穂高は言うことを聞かずに私を布団の中に引きずり込んだ。

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