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向日葵を君に…
第13章 安らぎ



その日の放課後は穂高の家に行った。

穂高の部屋でデート。
所謂、お部屋デートというもの。


「退院してそのまま学校来るなんて」

「だって早く結花と会いたいじゃん!それに学校にも早く行きたかったしさ」

「…私も早く会いたかったけどね」


そんな話をしていると、穂高のお母さんがやってきた。


コンコンッ


穂高のお母さんは紅茶とお菓子を持ってきてくれた。


「ありがとうございます」

「結花ちゃん、よかったら久しぶりにお夕食一緒にどうかしら?」

「あ、はい…ありがとうございます、是非」


穂高の家でお夕食をご馳走になるのは初めてじゃなかった。でも、すごく久しぶり。


「結花に久しぶりに食べてもらうから気合い入れなくちゃ!それじゃ、お母さんお買い物に行ってくるわね」


穂高のお母さんはそう行って出掛けていった。

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