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向日葵を君に…
第1章 デブはキモイですか?
彼女…同じ高校に通うかもしれない。
“ブ男が話し掛けてくるな”
ブ男…
俺がブ男じゃなくなれば彼女と話す事が出来るのだろうか。
彼女の笑顔がみてみたい。
この時。俺の中で何かスイッチが入った。
次の日から学校に行く前にジョギングをして、学校の職員室に通いながら帰りにジムに行ってプールとトレーニングマシーンを始めた。
お菓子を断ち、本格的にダイエットを始めた。
痩せるまでやめない。
絶対に痩せる。
痩せたからって彼女に近付ける男になるとは限らない。
でも…せめて普通に話せるくらいの男になろう。