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向日葵を君に…
第2章 高校生活スタート
式が始まる為、教室から体育館に移動する。
廊下に並ばされていると、教室にあの彼女がやってきた。
「高野さんっ…早く並んでぇ〜」
担任の先生はあまり頼りにならなそうなフワフワした若い女の先生で彼女は特に急ぐことなく廊下に並んだ。
まさか…まさか!
同じクラスになるなんて…。
「高野さんが間に合って良かったぁ!それじゃ〜みんな〜いこっかぁ」
担任…この先生で大丈夫かな?
「穂高、今来た高野の脚見た!?すっげぇ綺麗な脚だな」
「脚!?あぁ…うん」
脚とか言うなー!
純粋に仲良くなりたいのに脚ばっかり見ちゃうだろ!
弘貴と高野さんを見ていたら声が聞こえたのか思い切りプイッとされる。
あ…そういうつもりで見てたんじゃないのに。
俺と入試の時に会ったなんて覚えてないんだろうな…。
あの時と体型も違うし…体型変わったくらいで近付けると思ったら大きな間違いか。