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向日葵を君に…
第4章 キャンプ


「望月先生のお願いなら聞かないわけにはいかないな!」

「わぁ〜…よかったですぅ〜…穂高君っ…頑張ってねぇ〜」


望月先生と天井は高野を連れて夕飯作りに行ってしまった。


「…今、穂高にしか声援なかったような気がしたが?」

「気のせいです!そんなわけないじゃないですか!俺の名前の前に熊田先生の名前言ってたの聞こえなかったんですか!?」

「そうか?」

「熊田先生ーテント張るところ間違ってると思いまーす!さっさとこっちの本来のテント張ってくださーい」

「な、何言ってる!槇野!」

熊田先生は急いで自分の股間を隠した。

弘貴も気付いてたか…結構立派に張ってたからな…。

とりあえず、熊田先生のおかげで2つのテントは完成した。


それにしても…いくら男女別々とはいえ、こんな近くで高野が寝るなんて…………同じ班でよかった。


「さぁ!早く望月先生の手料理を食べに行こう!」

「熊田先生の分までないですから!っつーか!教員用に準備あるだろ!」

「槇野が教員用のを食べれば問題ないだろ?」

「マジ!?教員用のとか隠れて良いもの入ってそう!」

「え!?弘貴!」


弘貴は喜んで教員用の夕飯が準備されてる方へ行ってしまった。

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