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向日葵を君に…
第4章 キャンプ
夕飯の片付けを終えて、キャンプファイアが始まるとやっと望月先生と熊田先生が戻って来た。
望月先生は熊田先生にベッタリくっついていて熊田先生も望月先生の腰に手を回して明らかに誰も邪魔出来ないような雰囲気だ。
「あぁ〜穂高くぅん〜」
「はい…まだ何か用ですか?」
俺を見つけると熊田先生から離れてやってきた。
「あのねぇ〜…先生ねぇ…うふっ…三郎さんの事が好きになっちゃったのぉ…」
三郎?あぁ…熊田三郎だっけ…
「はぁ」
「だからぁ〜…ごめんなさぁいっ…先生の事は諦めてぇ〜…先生みたいな素敵な恋見つけてねっ」
「こら、花子…俺以外の男と気安く喋るな!花子は可愛いんだから勘違いされたら大変だろ?」
「はぁい〜三郎さん、ごめんなさぁい」
「あぁ!もう!花子は可愛いなぁ!」
「焼きもち妬きな三郎さんも可愛いぃ〜」
二人はイチャイチャしながら行ってしまった。