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向日葵を君に…
第6章 告白しちゃいますか



やっと落ち着いて、俺達は園内を歩いた。


付き合い始めたって事は…手とか繋いじゃってもいいのでしょうか?


歩きながら何度も高野の手に触ろうと努力する。


…タイミングとか全然わからない…弘貴とか、何気に天井と簡単に手繋いでたよな?


「…穂高。繋ぎたいならさっさと繋げば?さっきからキモイ」

「うえ!?キモイって…えーっと繋いでも良いですか?」

「いちいち聞かなくてもいいの」


去年のキャンプの時に手を握った事はあるけど…繋ぐのと違うよな。

俺は緊張しながら高野と手を繋いだ。


そうだ!カップル繋ぎというやつにしよう!

指をもぞもぞ動かしてカップル繋ぎにしようとする。


「ねぇ!手の動き気持ち悪いんだけど!」

「ごめん…カップル繋ぎってやつやってみたくて…」

「もぞもぞしないでよ」


付き合ってから数分で気持ち悪いと二回も言われてしまった。


俺、高野の彼氏として大丈夫かな?

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