この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
向日葵を君に…
第7章 キスパニック?


俺はギュッと目を閉じて、高野とゆっくり唇を重ねた。


で…出来た…。


そして、ゆっくりと唇を離した。


どうだ!俺だってやれば出来るんだ!


「30点」

「何で!?普通に出来たじゃん!」

「普通過ぎてつまんないんだもん。なんかそれだけ?って感じ」


俺、高野の事全然満足させられてない…。

やっぱり高野と付き合うには男として経験不足だったよなぁ…。

今までにちゃんと付き合った子いないし。

水野さんは騙されてただけだし、一緒に帰ったくらいしかしてないしな。


「…でも…今までした事のあるキスの中で一番愛情こもってたかも」

「愛情こもってないキスなんてある?」


高野は腰に回してる俺の腕を掴んだ。


「あるよ。ただヤリたいだけのヤる過程のキスとか………穂高…下まで時間あるし、シたかったらシていいよ」


そう言うと高野はキャミソールを捲り上げて、俺の手をブラジャーの上から胸に押し当てた。


めちゃくちゃ綺麗な身体…思わず息を飲むくらい官能的だった。


ヤりたくならないわけがない。


しかし、俺は高野の胸から手を外した。


そして、高野のキャミソールを元に戻す。


「無理。こんな所で高野を抱くなんてもったいない」

「なにそれ…」

「下までなんてそんな短い時間で高野の事愛しきれるかよ!俺は高野とヤりたくて付き合ってないから…童貞だから自信ないとかじゃないからな?あーっと…その…高野の事大事過ぎてこんな所で出来ないって!」


高野は突然ギュッと抱き付いた。


「高野?」

「…ふうゥッ…」


まさか…まさか…高野が泣いてる!?何で!?俺が泣かせたの!?


「高野!ごめん…俺、変な事言った?」

「…言った…ヒックッ」

「本当にごめんって…うわぁ…何が無神経だったかな…」


さっき言った言葉をよく思い返してみる。
/199ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ