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向日葵を君に…
第7章 キスパニック?
「私の事…大事なんて…ヒックッ…言ってくれたの…今までで穂高だけだよ…」
「そんな…彼女の事大事じゃないわけないじゃん!」
「…今までの人…みんなそうだった…身体目的で、散々遊ばれて…大体の人が私の事本命じゃなくて…」
泣きながら話す高野を俺は抱き締めた。
「高野。大丈夫だよ…俺は高野の事本気だから。めちゃくちゃ大事にするから…今までの人の事なんて思い出せなくなるくらい大事にする」
そう言うと、高野は黙って俺の腕の中で静かに泣いた。