この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
want to be ...
第24章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅱ






「…あ?小さじ2杯?って何だ?
小さじってどれだよ…これでいっか」


1人言を呟き、デザート用のスプーンを1つ取り出し大盛2杯鍋に入れ、ふと気付く。


「…あれ、今入れたの砂糖じゃね。
まあ砂糖も塩も変わんねぇか。…あれ?小麦粉?」


「少々って何だよふざけんな。ちゃんとグラムで
書いてくんないと困るんだけど!これでいいや」


そう呟きながら砂糖か小麦粉かどっちかで使ったスプーンで1杯透明な粉を鍋に入れる。


「あぁん!?適量!?お前少々の仲間か!?
いくつだよ適量って!紛らわしい言い方すんなよ
ちゃんとグラムで表して!?」


適当極まりないグラムを入れたり、1人で叫んで料理本にキレてみたり。


「初心者でも簡単!絶対出来る定番料理」


と表紙に書かれた料理本と睨めっこしてる俺は。


「みじん切りって何だ?」


「片栗粉…かたくりこ?肩こりみてぇな名前だな」


「つか、どれだよ片栗粉。…あれ小麦粉だっけ。
…どっちも白いじゃねぇか何なんだよお前ら!
もういいや、お前今日から片栗粉な」


自分が初心者以下の料理のセンスのなさだという事に気付いていなかった。


/500ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ