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夜の密会
第2章 第ニ夜



「ハハッ 萌、辛そうだな」

「も、やぁ…、これ取って、先輩…」

「この光景がいいのに。ま、早く取ってやらないとかわいそうだな」

そう言うと、ベッドに乗ってきて、朔弥先輩は私の目隠しを外した。
視界が急に明るく、また視野が広がる。
とはいえ、この部屋はオレンジ色の暗色照明になっていたから、目がそこまで痛くはならなかった。


「萌…」


目隠しを取ると、先輩も我慢できないかのように唇を重ねる。


チュッ チュッ


最初は啄ばむように、私の顔を両手で優しく包み込んでキスをくれる。

そして、徐々に深いものに変わって行く。



「ァッ…はぁん、んんっ、せ、ぱぃ…」


苦しくて口を開けばすかさず入ってくる先輩の舌。

気持ちよくて、また腰が揺れちゃう…

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