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夜の密会
第1章 第一夜
「あッ!しゃ、ちょ…ッ……」
「愁、だろ?」
「ハァ…ッ……愁、さん…っ」
「ん、かわい」
私の左手を握っていた右手は腰に回されて、左手は私のスカートを捲りあげながら、お尻を撫で回す。
「綾…すごいイヤらしい顔してるよ?」
「やっ…み、見ないでくださ、ぃ」
ダメ… これ以上シたら、我慢できないっ…!
ギュッと体に力を入れて耐える。すると、体に触れていた彼の手が離れていった。
「綾、続きはまた後で」
「あッ…ハァ、んっ……はぃ」
「ん、いい子」
優しく笑って、頬に手を当てまた見つめてくる。だんだん愁さんの顔が少しずつ近づいてきて、私と愁さんの唇が重なった。
「っ……ハぁ…ん」
触れるだけのキス。
だけど、それだけでも私は嬉しくて思わず声が漏れてしまった。