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夜の密会
第3章 第三夜




「いや、俺は君を抱くよ」


「え?」


「バツイチだし、仕事に明け暮れて女を抱く時間もない。こんなチャンス他にないだろ?」


「ぁ……っ」


そうだよね…

好きでもない女を男の人は抱けるんだから



「って、思ってるわけないだろ?俺はずっと君が好きだった。ただ、付き合っている人いて別れたからと言ってずるい男にはなりたくない。でも、俺も好きな女にそんなこと言われたら我慢できない」


「え?」


「もう、待ったは無しだぞ」


「あっ、んぅ」


いい、それで、わたしは自分から頼んだのだから。


「ハッぁ、ゃっ」


寝室のベッドに座らされてキスをされながら服を脱がされていく。
部長のネクタイを外そうと、初めてのことにドキドキして、震える手で胸元に手を持っていく。


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