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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第6章 傘ふたつ
俺は居心地が悪くなって目をそらした。
至近距離で女の子に見つめられることには慣れていない。
それに、しゅーちゃんの元セフレ相手に何を話したらいいのだろう。

「ねぇ、なんで泣いてんの?」

苺香さんの言葉に、ぎくりとする。
慌てて目元を拭うが、今更効果がないことはわかりきっている。

「……柊に泣かされた?」

突然尋ねられて、俺は思わず苺香さんを振り返っていた。

彼女の色素の薄い瞳が、じっとこちらを見つめている。
その表情がどういう意味を持つのか、俺にはわからない。
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