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可愛いヒモ~番外編
第3章 友梨香の発熱騒動
「麻人のこれ……大好き」
瞳を細め、口元にうっすらと笑みまで浮かべてそう一言。そういうセリフ、ほんと痴女っぽい。
ゆーりはすぐに俺のズボンを膝までずり下ろして、履いていたボクサーも同じように脱がそうとしてきた。
今日はずいぶん性急だなぁ。
「もうこんなおっきい」
「ゆーりが煽ってくるからじゃん。風邪っぴきのくせして」
ゆーりはむっと膨れっ面で俺を見上げてくる。
それから取り出したものをぱっくりと口にくわえた。
「う……」
少し冷たくて、ゆーりの口の中は気持ちいい。唾液を絡めるように舌を絡ませられるとたまらなかった。
「は、あ」
自然と呼吸が速くなる。ゆーりは口をすぼめて、わざとちゅぱちゅぱと音をたてながら吸ったり奥までくわえたりを繰り返した。そうしながら上目遣いに俺を見つめてくる。