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第3章 友梨香の発熱騒動

「……そこで、やめんの？」

　イク、と思った瞬間に放置プレイ。
　焦らすのが好きなゆーりのことだから、されるだろうとは思ったけど、タイミングがぴったりすぎて……。
　ゆーりは唾液と先走りで濡れた俺のを、指でつーとなぞった。

「う、あ……」

　弾けそびれて痛いくらいにカチカチになった俺のは、些細な刺激でもつらい。先端から、また白濁が滲んだ。
　しばらくたつとまたくわえられて、イキそうになると離す。それを何度か繰り返されて、射精への欲求ばかり募ってく。

「あ、ゆーり……っ」

　たまらずに、ねだるように彼女の名前を呼んだ。

「ん？　なーに？」

　わざとらしく首をかしげてみせるゆーり。くそう、わかってるくせに。
　また言葉でねだらせられるのかと思いきや、ゆーりはもっと恥ずかしいことを要求してきた。