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可愛いヒモ~番外編
第3章 友梨香の発熱騒動

 俺のにそっと右手を添えて、一言。

「風邪気味だからか、ちょっと疲れちゃった。麻人、自分で腰振ってみて?」
「……腰?」
「イキたいんでしょ?」

 手は添えてあるだけ。自分で腰を振って、ゆーりの手にアソコを擦り付けろってことだと少し遅れて理解する。

「やだ……っ」

 そんな、半分自慰みたいなことゆーりの前でできるわけないじゃん。

「だったら、ずっとこのままでいる?」

 ふるふると首を振る。……もうイキたくて限界だった。
 俺は上体を起こし、ゆーりの体をぎゅっと抱きしめた。ゆーりの胸に顔を埋めると、柔らかい感触と、甘い匂い。
 ……襲いたい。すぐにでもゆーりを押し倒して、柔らかいゆーりの中にたぎった肉棒を入れたい。そんなことしたら、また拗ねられそうだけど。

「……痛っ」

 ふいに軽く髪を引かれ、無理やり顔を上げさせられた。
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