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可愛いヒモ~番外編
第3章 友梨香の発熱騒動
また焦らすつもりなのかと思いきや、ゆーりはそのまま俺の胸の上にぐったりと倒れこんでくる。
「……え?」
「うー、ごめん麻人ぉ……、ダルすぎてもう無理ー。……おやすみなさい」
「……はあ!?」
すでにゆーりは小さな寝息を立てていた。素っ裸で、俺の体の上で、……下、繋げっぱなしで。
「ちょっと、ゆーり……っ」
唖然。
「せめてどいて……っ」
さすがに焦った。俺のはまだゆーりの中に呑み込まれたまま。粘膜の温かくて柔らかい感触は、ずっと続いている。このままじゃおさまんないし、かと言ってゆーりが寝ちゃったらガンガンつくこともできない。
「こんなの、マジでナマゴロシじゃん……」
俺は目を閉じた。イキたい、出したい。もうそれしか考えられない。よほどゆーりを押しのけて抜きに行こうか迷ったけれど、俺の上ですやすや寝息を立てているゆーりを起こしちゃいそうで。
結局、諦めて目を閉じた。もう、一緒に寝てやるっ、と、やけくそな気分でゆーりの体を抱きしめた。