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藤の舞
第12章 飢えと渇き
暗闇と無音に時間の感覚がなくなり、触感が冴えて素晴らしい体感が得られると説明されていた。

そして、ワイヤーを結ぶ際に、

『気持ちよくしてあげるんだよ。』

とロータが通された。

スイッチを入れると、ぶるぶると体を捩り、
すぐさま達する奥さんがいた。

でも、一旦感覚は鈍り、そこから、研ぎ澄まされていく。

鏡の住人とsexするころには、今までになくヨクなるからと言い、先生は出ていった。

放置されたことにしばらくして気づいた奥さんが、
また声をあげて達する。

けれども間隔が開いてきて、妖しい唸り声だけになっていく。

唸り声の間は編集され、達する間隔を示す時計表示が入る。

10分、20分、30分開いた時には派手に体を震わせ、潮を噴いた。

でもそれっきり達することはなくなってしまった。

そこからは唸り続け、そのうちボクが部屋に入った時と同じように、『チンコが欲しい』と言い始めた。

そこから2時間以上達することもなく唸り続けていた。

パッと画面が暗くなる。
部屋の電気が消えたようだ。


これで終わりと思ったけど、映像は続いていた。

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