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藤の舞
第16章 試験
「あっ…」

男はアタシに気づいたが、慣性の法則に則って、馬の腰を引き寄せながら打ち込んでいた。

「アタシも交ぜて、やっぱりシテ欲しくなっちゃった。」

明るくおどけて言って、
馬に並んで四つん這いになる。

男は一瞬止まってアタシの顔を見たが、
お尻を振って見上げると、腰を掴まれ、熱いモノが一気に来た。

あぁう…やっぱり…貴方の…凄いぃ…

馬への勢いのままに貫かれ、一気に昇り詰める。

「平等に交互に愛してね。」

可愛くねだれば…

「ああ、わかった。でも、やっぱり君のナカの方がいいよ。」

賛辞が降りてきた。

パァン…パァン…

肌のぶつかり合う音が規則正しく鳴り、
数拍の休音符を挟み、また続く。

リズムは変わらないまま、主旋律のソプラノだけは輪唱だ。

パシーン…パシーン

シンバルが景気付けに鳴り、

ひぃぃぃ…きぃぃぃ…

バイオリンの弦が、音色でない音を立てて、この宴の異常さを奏でる。

協奏曲…いや、狂争曲か、
トリオでの新しい曲が生まれた。

ベースとなるリズムの強靭さに、主旋律が追い付かなくなり、

あぁあっ…いくぅ…

アタシが先に離脱する。

ぅううう…出るっ…くそぉ…
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