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藤の舞
第16章 試験
怖くてこんなことしたくないけど、先生に拒絶される方が怖い。

ジャリ…

「お姉さん、見えたよ。
そのままじっとしてて…」

「うん、見えちゃってる。えっろい紐パンが…」

あっ…

「こうしたら、お尻丸見えじゃんねぇ」

スルスルとスカートの裾があげられていく。

自販機に片方の手は入ったままで、
もう片方の手も同じように地面につけられ肩をグッと押し付けられた。

これから、何が起こってどうなるのか分からない恐怖。

課題は『学生を奥に誘い込んで誘惑すること、』
達成したが、その先は、『学生の好きにさせること』だった。

ぁあっ…

学生たちの人差し指が、左右のお尻で円を描く。
恐怖に合わせて、ゾワッとした快感が走る。

「柔らかい綺麗なお尻なのに、痣だらけだね。」

「そういうのが好きなんだ。」

パシーン…

うぅっ…

叩かれて痺れたところを人差し指が這う。

っはぁ…

「好きなんだね。」

パシーン…

はぁっ…っく…

反対側をもう一人に叩かれた。

「お姉さんて、噂の人?」

へっ…?

パシーン…

ひぅぅ…

「都市伝説的な噂だと思ったら、本当だったんだね。」

あっ、あっ…何が…?

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