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藤の舞
第18章 人工受精
妻の声から、男たちになぶられていると想像したが、誰も妻には触れていなかった。

妻の真下にテーブルが置かれ、
その上に、リアル過ぎて卑猥な、指形のローターとチンコ形のバイブが、
振動で音を立てながら踊っていた。


妻はそれを食い入るように見下ろし、喘いで震えていた。

「今から奥さんの素晴らしい姿をお見せしますよ。」

あいつが言い、バイブとローターのスイッチを切り左右に一つずつ持つ。


っ…いやっ…いゃぁ…やめてぇ…

妻が首を振って嫌がるが、それが期待を込めたものであるとわかる。

あんなに男たちに好き勝手された妻が、バイブとローターごときに嫌がるのが不思議だ。


あいつは、そんな俺と妻を交互に見て、笑いながらスイッチを入れる。

妻は狂乱したように首を振るが、バイブからは目を離さずにいた。

あいつの手が力を抜いて、バイブとローターが、
チンコと指が倒れてぶつかる、互いの振動で、カチカチと弾きあっては近づいてぶつかった。

っぁ…っぁ…っぁあああああっ…だめぇ…いくぅうう…

見ているだけの妻が全身を痙攣させて叫び、硬直した後、潮を噴いた。
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