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藤の舞
第8章 痒み
「普通なんですか…
私はしたことがないです。」

「やめますか…無理しない方がいいですから。」

「いえ、先生…教えてください。」

嫉妬もあったのか、獲物は続けたがった。

「では洗いますよ。
彼女の後じゃ嫌でしょうから。」

先生はシャワーでナースが舐めた部分を洗って戻ってきた。

私は覚悟を決めて口を開いた。

「舌を出してごらんなさい。」

言われるままに舌を出す。

先生はそこに乗せるようにモノを置かれた。

あのナースが舌を丸めるように舌先で舐めていたのを真似て、ゆっくりと舌を動かしていく。

ピクン…

それが反応して動くのがわかる。

そこから先端へと舌を動かして裏側を舐めていく。

クッと括れたところから拡がりをみせる部分へと舌を這わす。

ググン…

硬くなり持ち上がっていくのがわかる。

診察台の脇に立つ先生に近い方の手で根元の辺りを握り舐めていく。

「そう、しっかり根元の方から舐めて貰えると気持ちいいですよ。」

ペロペロと言われるままに舐める獲物、少しずつ馴れさせて、自分で考えて攻めていけるよう教える必要がありそうだ。


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