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英里を調教 <大学生編>
第10章 卒業までにしたいこと ~真紀の目線~
「大丈夫?」

 真紀が覗き込んでくれる。
 心配そうな顔。

「うん」
「…やっぱりやめる?」

 ううん、と首を振る。

 うん、って頷いて、志穂が服を脱がせてくれた。

 裸の私を、志穂は優しく触ってくれて、舐めてくれた。
 私は、じゅんじゅんと溢れるものを股間に感じながら、志穂に体を委ねる。

「あ…ん…」
「真紀、大好きだよ」
「うん…私も…」

 志穂に背中を支えられ、後ろからしっかりと抱きしめてもらって、達也君に向けて足を開く。
 志穂の愛撫に濡れたそこは、今なら大丈夫かもしれない。
 志穂の優しさの残っている今なら。

「いいですか?」
「うん…お願い…します」

 ちょっと緊張したような達也君の顔。
 まずはキスから。
 男の人とのキスなんて、何年ぶりだろう…?

 舌が入ってくる。

 女の子の舌とは違う、ざらり、とした感触。
 男の人って、舌も大きいんだ…

 その手が私の胸へ。
 手の感触も、志穂のとは違う。
 強くて大きい手。

 ちょっと怖い…

「…志穂みたいに大きいおっぱいじゃなくてごめんね」
「もう、何言ってるのよ」
「ねえ、志穂。手握ってていい?」
「うん」

 私の手を、ふわりと握る志穂の手。
 背中に感じる志穂の体温。

 達也君はもう一度キスしてから、硬い大きなものを、私の入り口に触れさせる。

「んっ…!」

 怖い、怖いよ。
 やめて、何でこんなことするの?

 また聞こえる、あの時の声。

 あの時の、私の声。
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