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人妻短編集
第3章 人妻 美香(40)
「えっ…ふふっ…家庭教師って、高いのかなぁ…ってね」

「そうですね、1時間2500円位が相場ですかね」

「えっ…1時間2500円…」

そんなに高いのか…

美香はあ然とした

「お子さん、いくつなんですか?」

「もう、4月から中学生になるんです」

「科目は何を希望されてるんですか?」

「うちの子、頭悪いから…特に数学と理科、あと、英語…う~ん、全部!」

「それは欲張り過ぎですよ、だいたい1科目1時間が基本になってると思いますよ、2科目なら2時間ですね」

2時間…5千円…

美香は、考え込んだ

週に2回頼めば1万円

1ヶ月で4~5万円…

今だって、家のローンの助けのためにバイトしてるのに、この上この出費はとても無理だ…

塾もあるが、塾でちゃんと勉強してくれる保証はない

友達と遊びほうけるかもしれない

「私、やりましょうか?」

浩は、言ってみた

ダメ元で…

「えっ、本当に…でもぅ…」

美香は、とっさに答えてしまったが、考えた

お金の問題、そして何より、この男が自分のことを女として見ていることに気付いていたからだ

時々浴びせられる、あの視線…視姦…

「格安にしますよ、奥さんの子供さんなら」

「えぇ…でも…」

「いいですよ、打ち合わせして、お互いに納得できるとこで決めましょ?」

「う~ん、そうですねぇ…」

「じゃあ、私の部屋で打ち合わせしますか」

「えっ…?ここじゃダメなの?」

「時間合わないし、そんな短時間で決まる話じゃないですよ」

「そうだけど…あなたの部屋でって…一人暮らし…なの?」

「そうですけど、外で大っぴらに会う訳にもいかないでしょう?」

「まぁ…ねぇ…」

「私、明日バイト休みだし、そんな変なことしませんって、信用して」

「う~ん」

浩は、近くにあった紙切れに、バイト先から自宅までの地図を書いて、美香に渡した

「じゃ、明日15時位ですね?、待ってますね」

「…」

美香が返事をする前に、浩は着替えに入ってしまった…




美香は、浩の部屋の前でしばらく戸惑っていた

震える指でインターホンを押した

ガチャ

「やぁ、奥さん、いらっしゃい」

浩は、美香が来るのが当り前のように振る舞っていた

美香は、玄関の中に一歩足を踏み入れた

一瞬にしてむせかえるような雄の匂いに包まれた

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