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人妻短編集
第3章 人妻 美香(40)
左がキッチン、右がユニットバス、その間の細い部分を通って六畳の部屋に入った

中央にコタツテーブル、奥にテレビ、その横に本棚とオーディオ類…

なんとも簡素な1Kの部屋だった

「へぇ…こんな感じなんだ…」

多分、一人暮らしの男の部屋に初めて入ったであろう美香は、そのあまりの物足りなさに驚いていた

早速、本題に入った

浩から出された条件は、驚くべきものだった…

そして、浩の美香に対する想いを告白された

関係ない話…

「考えておきます…」

美香は、そう言って立ち上がった

玄関まで見送った浩は、別れ際に美香を抱きしめ、頬にキスをした

下を向く美香

美香は、ゆっくりとした足取りでバス停に向かった

回答は3日後…

出された条件は…



週2回、1日2時間
要望により全科目教える
時間は17時から19時
その前の2時間、15時から17時までを恋人として過ごす
家庭教師代…0円…


これを、あと3日で結論を出すの…?

3日後にはまたあの部屋に行かなければいけないの…?

「割り切って」って言ったって…

浩の言葉が耳から離れない

確かに、浩という男は、いい男だし、自分の好みでもある

だからって…

そんな、あからさまに…

美香は、お金の問題と、若い男の性欲に揺さぶられて、困ってしまった…





ピンポーン

美香は、浩の部屋のインターホンを押した

「やぁ、奥さん、いらっしゃい」

若い男のむせかえる匂いが美香を包む

美香は、六畳の部屋に正座した

美香は答えた

その条件を飲むと…

ただし、その関係にやっぱり耐えられなくなったら、その時はキッパリと終わりにして欲しい、と…

「奥さん、ありがとう!、愛してる…」

浩は美香を抱きしめ、そのまま横に押し倒した…







風呂場での一回戦を終えた2人は、バスタオル一枚の姿で居間のソファーに座って、コーラを飲んでいた



自宅に若い男を連れ込んで、こんなことしてる主婦なんているんだろうか…

私は、この先、大丈夫なんだろうか…

やはり最初はそう思った

こんな関係やめにしよう…

そう考えたこともある…

しかし、浩に会う度に、浩に抱かれる度に、どんどん浩のことを好きになっていってしまった

家庭教師のことより、今、美香は、この浩という男を愛してしまった
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