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人妻短編集
第4章 人妻 麗子(45)
黒崎が小声で麗子に言った
「えっ、今からですか…?」
「すぐにだ」
「はい…」
黒崎の運転する車は、役所ではなく、あの高級ホテルの駐車場へと入った
「えっ、何でここ…?」
驚く麗子
「先方の指定だ、まぁ、受注の御礼なんか、役所で大っぴらにやるもんじゃないしな…」
黒崎が答えた
「あなた達のしてることなら、そうでしょうね」
麗子は、心の中でつぶやいた
2人はエレベーターに乗った
黒崎が、37階のボタンを押す
「黒崎さん…私は、あなたのことをずっと信用していました…」
黒崎は答えない…
「チン!」
エレベーターのドアが開いた
2人はフロアに出た
「黒崎さん、いいです、私1人で行きます」
麗子が言った
「いや、そういう訳には…」
麗子の監視役である黒崎は戸惑った
「あの人の目的は私でしょ?」
麗子は、黒崎を睨めつけるようにして言い放ち、そのままスタスタと歩いて行った
あの怒ったような顔つきが、黒崎に、今初めて会った美女のような錯覚をさせた
大きな胸、プリプリと揺れる張り詰めたヒップ…匂い…
毎日一緒に仕事してきて、意識したことはなかったが…
「へぇ…あの部長も夢中になるわな…」
黒崎は、自分が見たことのない麗子の別の一面を見た気がした…
「やぁ、お久しぶり、あれ?黒崎さんは?」
「下で待ってるそうです」
「そうですか」
藤川は、カップにコーヒーを入れ、椅子に座った麗子の前に置いた
「この前はありがとうね…」
「いぇ…」
麗子の声のトーンが下がる
「あれからずっと、君のことが忘れられなくてね…」
「…」
「お付き合い、してもらえないかな…」
「…」
「聞いてくれるなら、条件も話すよ…」
「奥様は…?」
「いない」
「お別れに…?」
「死んだ」
「えっ…そうでしたの…」
もう、12年も前のことらしい
それから男手一つで2人の子供を育て上げ、今は2人とも成人しているようだ
「私を…あなたの自由なものに…するための条件ですか…?」
藤川は、予想外の麗子のストレートな問いに、答える言葉を探していた…
「そうです」
藤川は、言った
「…」
麗子の蜜壺が、意に反して、動き始めた…
「はあぁぁ…あぁぁ…はあぁぁ…いやぁぁ…」
「えっ、今からですか…?」
「すぐにだ」
「はい…」
黒崎の運転する車は、役所ではなく、あの高級ホテルの駐車場へと入った
「えっ、何でここ…?」
驚く麗子
「先方の指定だ、まぁ、受注の御礼なんか、役所で大っぴらにやるもんじゃないしな…」
黒崎が答えた
「あなた達のしてることなら、そうでしょうね」
麗子は、心の中でつぶやいた
2人はエレベーターに乗った
黒崎が、37階のボタンを押す
「黒崎さん…私は、あなたのことをずっと信用していました…」
黒崎は答えない…
「チン!」
エレベーターのドアが開いた
2人はフロアに出た
「黒崎さん、いいです、私1人で行きます」
麗子が言った
「いや、そういう訳には…」
麗子の監視役である黒崎は戸惑った
「あの人の目的は私でしょ?」
麗子は、黒崎を睨めつけるようにして言い放ち、そのままスタスタと歩いて行った
あの怒ったような顔つきが、黒崎に、今初めて会った美女のような錯覚をさせた
大きな胸、プリプリと揺れる張り詰めたヒップ…匂い…
毎日一緒に仕事してきて、意識したことはなかったが…
「へぇ…あの部長も夢中になるわな…」
黒崎は、自分が見たことのない麗子の別の一面を見た気がした…
「やぁ、お久しぶり、あれ?黒崎さんは?」
「下で待ってるそうです」
「そうですか」
藤川は、カップにコーヒーを入れ、椅子に座った麗子の前に置いた
「この前はありがとうね…」
「いぇ…」
麗子の声のトーンが下がる
「あれからずっと、君のことが忘れられなくてね…」
「…」
「お付き合い、してもらえないかな…」
「…」
「聞いてくれるなら、条件も話すよ…」
「奥様は…?」
「いない」
「お別れに…?」
「死んだ」
「えっ…そうでしたの…」
もう、12年も前のことらしい
それから男手一つで2人の子供を育て上げ、今は2人とも成人しているようだ
「私を…あなたの自由なものに…するための条件ですか…?」
藤川は、予想外の麗子のストレートな問いに、答える言葉を探していた…
「そうです」
藤川は、言った
「…」
麗子の蜜壺が、意に反して、動き始めた…
「はあぁぁ…あぁぁ…はあぁぁ…いやぁぁ…」