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夢…を…見させてくれますか…
第3章 驚き

卒業式当日

父親は急患のために出席できなかった

「真、卒業だね」

「うん…姉ちゃん、俺何かお父さんに悪くて、」
「あとを継がないこと?」

「うん…きっと俺になって欲しかっただろうなって…さ」

「真、お父さん言ってたでしょ、やりたいことをしなさいって」

「うん」

「真は、就職決めたんだからそれでいいんだよ。」

「姉ちゃん。」

「2人でお父さんのとこ行こ。卒業できたのお父さんのおかげだし」

「うん」


卒業式が終わり、2人で病院に向かった


ナースステーションに寄ると、みんなから祝福された

「2人とも卒業おめでとう!!お父さん待ってるわよ!!」

父親の部屋に入る

「お父さん!!ただいま」

「あ、悪かったな出れなくて、卒業おめでとう」

「ありがとう」

「ありがとう」


「夜みんなで飯行こう!!予約しておいたから、それまで待っててくれな」

2人は、部屋を出た

「姉ちゃん、母さんの墓いこ」

「そうだね、」

一階に降りる2人



二階の自動販売機に今市の姿

「あれ…由真ちゃん…?」

しかし隣には、学生服の男…

「ま…いてもおかしくないよな…」

由真を目で追う今市…


病室に戻り、ネックレスを握りしめる


「俺…どうした…ょ」

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