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夢…を…見させてくれますか…
第5章 告白
リハビリが始まる
由真は大学に通いながら病院にも寄ってリハビリに付き合っていた
「由真、毎日ありがとう」
「今日もがんばろっ」
毎日二時間のリハビリに付き合う由真
病室に戻り2人の時間は今市の癒やしだった
「由真…俺こんなだけど、これからも由真とずっと一緒に居たい…」
「隆二…」
「歳もずっと上だし…こんな仕事だからきっと寂しい思いもさせてしまう…でも由真と居たいんだ…由真…」
「隆二…一つだけ約束してくれる? 」
「うん…何?」
「今の仕事絶対辞めちゃダメだよ、何があっても。」
「由真…」
「私も隆二と居たい。」
「由真…もっとこっちに…」
由真はベッドに近づき今市の目を見る
「隆二…」
「由真…好きだ、」
隆二が由真の手を引き抱きしめる
「隆二…私も…好きです」
由真はホッとしたのと嬉しさで涙が溢れた
そんな由真の目にキスをする今市
「由真…」
目が合い
由真は静かに目を閉じた
今市の唇は震えていた…そして…
「由真…退院したらデートしよう」
「うん」
「離したくないな…帰したくない…」
「隆二…って…可愛いんだね…何か…離れたくなくなっちゃう」
「由真…もう少し一緒いよ」
再びキスをする2人
少し長めのキス…
「由真…」
「隆二…」