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夢…を…見させてくれますか…
第1章 退院

「と、言うわけで、一つ年は上だが、学年はみんなと一緒だ!!仲良くな」

「はい!!」

由真が紹介された

席に座ると何人かが近寄ってきた

「私、中村栄子、よろしく」

「よろしく」

「私、島崎直美」

「よろしく」

弟の真は、クラスが違った

栄子と直美は、仲良くしてくれた。

「そっか、お母さん…亡くなったんだ…でもきっと天国から見ててくれてるよ。」

二人は、由真の親友になっていた


「由真!!来月ライブ行かない?」

「ライブ?」

「うん!!J Soul Brothers!!栄子がチケット三枚持っててさ!!」

「ごめんね、私…あまりそういうの…好きじゃなくて…」

「そっかぁ…一緒に行こうと思ったんだけどな…」

「ごめんね、直美」

「いいよ。でもこれ!!聞いてみて、J Soul Brothersの曲、いい曲ばかりだから」

「ありがと」

アルバムをカバンに入れ自宅に帰る


借りたアルバムを聞き始めた


…コンコン

「はい」

「姉ちゃん!!J Soul Brothers聞くんだ!!いいじゃん!!」

「今日借りたんだ!!」

「俺も持ってるよ、かっこいいんだよ!!特にボーカルの2人が最高にかっこいい!!」

「へぇ…」


その夜。曲を聞きながら眠ってしまった
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