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夢…を…見させてくれますか…
第8章 悲しい嘘

由真の活躍で優勝した。

打ち上げが大学で行われていた

「由真ちゃん!!ありがとう!!」

笠原がジュースをついだ

終始盛り上がってお開きになる

「由真ちゃん送るよ」

笠原が声をかける

「ありがとうございます」

駐車場に行くと赤いスポーツカーが止まっていた
進藤楓…だ


「進藤!!いたのか?顔出せば良かったのに」

「え?進藤さんて…」

「サークルのメンバーだよ!!あまり顔出さないけどな!!進藤?」

「彼女は俺が送るよ」

進藤が笠原に言った

「そう、なら頼むな!!由真ちゃん!!今日はありがとう!!気をつけて」

「はい」


「乗って。」


進藤の車に乗る由真


「凄く良かった、」

「あ…ありがとうございます」

「いつから始めたの?ピアノ」

「あ、小さい頃お母さんが教えてくれて…」

「そ、じゃあお母さんも上手なんだね?」

「お母さん、ピアノ教室やってて、小さい子に教えてました」

「そっか、いい先輩が、そばに居るんだ」

「…………」

「由真ちゃん?」

「突然…心臓発作で………亡くなりました」

「………あ……ごめんね……」

「いいんです。」

「由真ちゃん、明日空いてる?一緒に食事しない?」

「あ、明日は…用事あるので。」

「そっか、残念だな」


家の前に着いた。

「ありがとうございます、おやすみなさい」

「おやすみ、由真ちゃん」

その時ドアが開き進藤が降りてきた

「由真ちゃん…」

いきなり抱きしめられた

「進藤…さん?」


「俺達、付き合わない?」

「え!?」


「俺のこと嫌い?」


「…離して…」

「…ごめんね」

進藤が離れた


「おやすみなさい」


玄関に逃げ込むように走り込んだ


進藤の車が走り去る






そして…もう一台の車


「隆ちゃん…」

今市と山下が由真の家の前にいた

今市の脇には花束が置かれていた

「健ちゃん…飲むか」


家の前に花束を置き、車を走らせた


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