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夢…を…見させてくれますか…
第8章 悲しい嘘

「由真ちゃんから離れて…」

「は…はい…」


「君たち、明日から大学来なくていいように手続きしとくから…消えて」

「進藤さん!それだけは…」

頭を下げる男ら

「次はないって言ったよね…」

「進藤さん!お願いします許してください」

「消えて…」

男らは…急ぎ足で出て行った

「災難だね、由真ちゃん…」

「…………」

震えてる由真

「大丈夫?」

手を差し出す進藤

「ありがとう」


「もう大丈夫だよ、明日にはあの子たちいないから」

「進藤さん…て、」

「何者なの?って聞きたいんでしょ?フフ」

「…あ…」

「進藤楓…父親は…進藤亘…母親は進藤あかね…」

首を傾げる由真


「由真ちゃんは、何も知らないんだね。この名前聞いたら…みんな僕から離れて行くよ……大迷惑………」

「あ…の…帰ります」


「由真ちゃん…変わってるね(笑) 送るよ」


立ち上がった瞬間………由真は意識を失う

「由真ちゃん!!」


かすかに進藤の声がした









「由真!!」

「姉ちゃん!!」


目を覚ます


「私…」


「大学で倒れて、病院に運ばれてきた」

「あ……そっか」


「由真!!また貧血酷くなってるぞ!!薬飲んでないだろ?」


「ごめんなさい…………薬…嫌…なの……」


「由真…」


「副作用………が…」

「由真…それでも飲まないと治らないぞ…辛いのはわかるけどな…」


泣き出す由真


「嫌なんだも………気持ち悪くなって…眠くなって……肌も荒れて…」

「姉ちゃん……父さん…何か他にないのかよ治療方…」


「…考えてみるよ」


「由真ちゃん!!」


「進藤…さん」


「由真…彼がここまで一緒にきてくれたんだ」


「……ありがとうございます」


「今日は帰るね…またね」

進藤は帰って行った


「由真…しばらく入院だ……」


「……」


「大学には休学届け出しとく」


泣き出す由真
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