この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢…を…見させてくれますか…
第10章 遠くの愛より近くの優しさ?

病院に降り、帽子を深くかぶりサングラスをかけ…中に入る

由真の病室の前に立ちドアをたたく

「はい」

ベッドに横になる由真

「隆二?」

「由真…会いに来た」

「大丈夫?見られなかった?」

「そんなこと気にするなよ。」

「うん…」

「由真…気分は?」

「大丈夫だよ。」

起き上がる由真…

今市が優しく手を添える

「由真…」

そのまま抱きしめる

「隆二………の匂いだ」
「由真…」

「久しぶり…」

「ごめんな…なかなか会えなくて…寂しい思いさせて…」

「いいの…わかってる……わかってるから」

「由真……しばらくこうしてていい?」

抱きしめる腕が強くなる

「隆二……」

「由真……」

「あったかい」

「由真…」

今市を見つめ、由真を見つめいつしか唇が重なる…

「んっ」

長い長いキス……

「由真…が、欲しい…」

「このまま、時間止まったらいいのに……」

「由真…」


…ガラガラ…

弟が入ってきた


「真!!」


「姉ちゃん…!?その人は!?なんで……誰なんだ?」
今市が由真から離れる

「隆二…弟の真…」

いつか由真と一緒にいた男……弟か…

今市は帽子を取り、サングラスを外す


「始めまして、今市隆二です」

「え…あ…あの……J Soul Brothersの…」

「…真…前に紹介するって言った人よ…」

「姉ちゃん……付き合ってる人って……」

「うん、隆二…だよ」

「……」

言葉がない真…


「真……驚いたでしょ…ごめんね」

「……驚いた…」

「だよね…」

「由真…俺…そろそろ帰る…」

「うん…ありがと、忙しいのに会いに来てくれて…」

「また来るから…おやすみ。」

病室から出ていく



「姉ちゃん!!!!!」

真が大きい声で呼んだ
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ