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夢…を…見させてくれますか…
第14章 闘い

「明日、ドナーの骨髄液を注入します」

医師から伝えられる

「由真…いよいよだな」

「拒絶反応さえでなければ早くて二週間で正常に流れていくはずです」

「先生…」

「由真ちゃん、頑張ろ」

「はい先生…よろしくお願いします」




弟は今市に電話する


「真くん!!どうした?」

「姉ちゃん…明日ドナーの骨髄液注入する…そばに…いてやって…不安だと思うし…」

「真くん…わかった今すぐに行く!!」


今市が病室に入る


「由真。」

「隆!!仕事は?」

「仕事どころじゃないよ!!由真のが大事」

「隆ったら……メンバーの人たちに恨まれそ…」

「フフフ…そう思う?」

「だって…」

「聞いてみる?」

「え!?」

その時病室にメンバーが入ってくる


「由真ちゃん!!お久しぶり!!」

「みんな!!来てくれたんですか?」

「由真ちゃん!!元気そうで良かった」

「みんな…検査とか…本当にありがとうございます。」

「いいよ。気にしない気にしない。」

「で、今日はみんなから由真ちゃんにプレゼントがあって来たんだ。」

「え…」


「隆二!!由真ちゃん頼む」

「おっけ」

ベッドから抱き上げられ病室を出る

「隆…どこ行くの?」

「大丈夫、許可とったから…先生たちも一緒だから」

みんなが車に乗り込み走りだす



車が止まる


「由真…由真だけのためにこれから俺たちのコンサートやるから、見てて」

コンサートホールの真ん中に座らされる由真


しばらくするとステージにスポットライトが当てられる

今市と登坂が照らされる


「由真…今日は来てくれてありがとう、最後まで俺たちのパフォーマンスを楽しんで、そして一緒に歩いて行こう」


「由真ちゃん!!頑張ろうな!!」


そして始まったコンサート

涙で…よく見えない…だけどしっかり焼きつけた今市の姿を。


「最後に俺が由真に作った曲歌います」

今市が歌いだす…

バラードが流れる…

「隆…素敵…」



「みんな、ありがとう……ありがとう」

病院に戻り今市と幸せをかみしめる

「隆…ありがと」

「うん、由真のこと、みんなが思ってるんだ、頑張ろう。」

そして始まった
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