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夢…を…見させてくれますか…
第17章 ナオトの気持ち

ほぼ毎日ナオトは顔を出した

「由真ちゃん!!」

「ナオトさん!!」

「今日は調子どうかな?」
「すごくいいですよ。少しづつ自分で歩けるようになってきました」

「そっか!!よかったじゃん!!今日はプレゼント持ってきたんだ」

「プレゼント?」

「はいっ!!」

紙袋を渡す

由真が開けるとピンク色の可愛いワンピースだった

「可愛い。」

「絶対似合うと思って、」

「でも…頂けません…」

「気持ちだから、退院する時来て欲しいな」

「ナオトさん…」

「持って帰っても仕方ないだろ。プレゼントなんだし、受け取って」

「…はい…ありがとうございます」

いろんな話をしてくれるナオトに心安らいだ




今市は、仕事を早めに終え病院についた


病室に向かうと、由真の笑い声が聞こえた

少し扉を開ける今市


「…ナオトさん…?」

楽しそうな二人をしばらく見ていた。


なかなか入れずにいた。

「じゃ、そろそろ帰るよ由真ちゃん!!」

「はい!!今日もありがとうございました」

「また来るよ!!」

病室を出るナオト


今市は、とっさに隠れてしまった


しばらくして由真の病室に向かう

「由真!!」

「りゅ!!」

「調子どう?」

「すごくいいよ」

「そっか」

「仕事終わったの?」

「うん…由真に会いたいから早く終わらせた」

「そっか。嬉しい!!」

「なんか楽しそうだな由真。」

「うん…りゅ…来てくれたもん!!」

「由真。」

今市は紙袋に目をやる

「誰かきたの?」

「うん…ナオトさんが来てくれて、その服プレゼントしてくれた」

「開けていい?」

「うん」

今市がワンピースを手にする

「ナオトさんがこれ由真に?」

「うん。退院する時に着てって」

「へぇ…驚いた」

「え!?」

「ナオトさんが、女にプレゼントとか初めて見た」

「そうなの?」

「うん…」

「…そうなんだ」

今市は…少し不思議に思った…
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