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夢…を…見させてくれますか…
第17章 ナオトの気持ち

「隆ちゃん!!待てよ」

「健ちゃん!!離せっ」

「どうした?」

山下が今市の肩を掴む

「譲れって…由真を」

「ナオトさんが!?嘘だろ!?」

「キスしたって…」

「ナオトさん…何考えてんだよ…」

「由真に会ってくる」

「俺も行くよ」



病院に着く

由真の病室を開けるとナオトがいた


「ナオトさん!!」

今市が叫ぶ。

「ナオトさん…何してるんですか」

山下が尋ねる


「何って…好きな子に会いにきただけだけど?」

「ナオトさん…間違ってますよ」

山下がナオトに向かって言う


「間違ってないよ。好きな気持ちは、誰のものでもないだろ?俺は、由真ちゃんが好きなんだ。」

「ナオトさん…」

「2人とも、出てって…」

由真が山下と今市に言い放つ

「由真…?」


今市が由真に近づく


「はい!!ここまで。由真ちゃんが出てって言ってるよ」

「ナオトさん!!」

「これから一緒にリハビリに行くんだよ…帰ってもらえるか?」

「由真!!いったいどうした!!」


「……」

「由真!!由真!!」

ナオトが2人を病室から出した


「そういうわけだから、帰ってくれるかな。由真ちゃんなら大丈夫。俺がついてるし、俺なら毎日きてやれるし」

二人が睨みつける

「見損ないました。ナオトさん…」

山下がナオトを睨む

「また来ます」

今市が一言残した

「来ても無駄だよ…」

「来ます」


「じゃ、リハビリだから」

由真を抱っこしてリハビリに向かう

「由真ちゃん…俺の首に手回して……そのくらいしないと…」

耳元で言うナオト

由真がナオトの首に手を回す


二人の横を通り過ぎるナオト


「ナオトさんが、あんな人だったなんて…がっかりだ」

山下が言う


「なんかある…絶対なんかある…」

今市は、頭を抱えソファーに座り込んだ

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