この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢…を…見させてくれますか…
第17章 ナオトの気持ち

今市のもとに由真の弟がきた

「俺の…せいだ」

「真くん…?」


「あんたから…金…受け取ったこと、話したんだ……ごめん…」

「……そっか」

「悪かった…」

「気にすることないよ。そうか、それで由真…あんな芝居……馬鹿だな…」

「ごめん…」


「大丈夫…ならこっちも芝居するか。」

「芝居?」

今市は、耳打ちをする

「了解」

「よし。頼んだよ真くん。」





「姉ちゃん…」


「ん?」


「ナオトさんと、付き合うの?」


「そんなことしないよ」

「さっき、あいつ…今市から電話きてさ…もう…ここには、来ないって…さ」

「…………そぅ」


「いろいろありがとうって……」


「…………そぅ」


「早く元気になってって言ってた。何か……あいつ、仕事で海外行くらしくて…しばらく日本に帰らないってさ。大きい仕事入ったみたいなんだ。成功したら…もうほんとに手の届かない存在になっちまうんだろうな。」

「………そぅだね。でも、良かった。それが一番いい。」

「姉ちゃん…ほんとにいいのか?」

「うん…」


「初めから、会うべきじゃなかったの。夢…だったの…全て…夢…」

「姉ちゃん…」




「少し…休むね」



弟が病室を出る




由真は…泣いた…
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ