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夢…を…見させてくれますか…
第18章 好き

ナオトのマンションに車が止まる

「ナオトさん…」

「入って」


ためらいながらも中に入る


「適当に座って。」

「はい」

広い部屋……だな

今市の部屋を思い出す

「隆二の部屋のこと、思い出したろ。」

「え…あ…」

「わかりやすいね由真ちゃん!はい、飲んで」

コーヒーだった

「あ…コーヒーは…ダメなんです…」

「あっ…!ごめんね」

「いえ…大丈夫です」

「私…病人と一緒だし、退院しても…何も変わらないんです。」

「由真ちゃん…そんなことないよ、いろんなことして、いろんな人と出会い、いろんな場所に行ける」

「……そんなこと、望んでない」


「由真ちゃん!俺が、力になる!助けるから!」

「ナオトさん…」












「真くん!!どうした?」

「姉ちゃん…ナオトに連れてかれた!!退院したばっかなのに」

「真くん…必ず俺が連れて帰るから、心配しなくていいよ」

「でもよ…」

「大丈夫。」

「わかった…頼むよ…」

今市はナオトのマンションに向かった






「ナオトさんって…何歳ですか…」

「30過ぎた。」

「見えないですね」

「よく言われる。」

「やっぱり。」


「由真ちゃん…体調大丈夫? 薬とか飲まなくて平気?」


「はい、薬は朝晩だけだから…」


「そっか…」

すこし間が空く


「私…帰ります」


ソファーから立ち上がる由真


「由真ちゃん!!」


ナオトが抱きしめる


「ナオトさん…離して…」

「離さない…」

「離してっ!!」


バサッ…

ソファーに倒れ込む由真…

体のことを考え……抵抗をやめた


「由真ちゃん!!」

由真の胸元に顔をうずめるナオト


「由真ちゃん…由真…」

ナオトが由真をソファーに寝かせる


「由真ちゃん…」

ゆっくり目を閉じた


怖い…怖い…


ワンピースを脱がされる

「由真ちゃん…何もしないよ…しないから…」

下着姿の由真をゆっくり優しく抱きしめる

…ちゅ

そっと唇が触れた


「由真ちゃん…好きなんだっ……」


…ピンポーン


…ピンポーンピンポーン


「出ないの…ナオトさん」

「いいよ」

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

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