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夢…を…見させてくれますか…
第19章 一緒の時間

ピンポーン

「誰かな…りゅ…かな」
玄関に行く由真

女が立っている


…誰かな


ガチャ…


「あの…」


「あなたが由真さん?」

「あの…」


「私、涼子。よろしく、入るわね」

「あの!!困ります!!りゅ…出かけてるし」

「りゅ……ねぇ…へぇ」

涼子は、中に入るとリビングのソファーへ座る


「灰皿ないの?」


「あの…タバコはやめてください…」


「うるさいわね…」

ジュースの缶を持ってきてタバコに火をつける


由真の体に煙草は悪影響だった


「あなた!!隆二の新しい女だってね。」


「あの…タバコ、やめて…ください」


「私に命令しないでくれる?」



「あなたは?」



「あなたが今の女なら、私は昔の女…かな、一緒に暮らしてたわ。ここでね、」


「……あの」


咳き込みながら話す由真


「ねぇ、隆二と、何日か前、寝たのよ私、嘘じゃないわよ…臣に…登坂に聞いてみたらわかるわよ…」


「……」


「何か懐かしくなってさ…つい、来ちゃってさ。また、一緒に居たくなってさ。」

由真の顔色が悪くなる


「大丈夫?顔色悪いけど…」


「私……ちょっと出てきます。」


「そ。どうぞ、ごゆっくり」


由真は、走り出し外で咳き込んだ……


「大丈夫ですか!?」


通りすがりの人が、救急車を呼んでくれた


病院に運ばれた










「姉ちゃん…」



「真…」



「大丈夫…?」


「うん…ごめんね」


「先生、大丈夫だって、少し呼吸困難になっただけで、身体に影響ないって、」

「そう、ありがと」


「何があったの?」


「平気だよ、あ…りゅに…連絡しなくていいから」

「わかった。また明日くるから」


「ありがとう」















「ただいま!!由真、鍵開けっ放し、危ないだろ。」

リビングに涼子がいた



「お前……タバコ吸ったのか!?」


「何よ!!いきなり!!」


「由真のそばで吸ったのか!?」


「…吸ったわよ!!だから何なのよ!!灰皿もださないであの子!!出てったわよ!!」


「帰れ!!!」


「隆二?」


「病気なんだよ…やっと…良くなったんだよ…」

今市が涙をこぼす


「隆二…?」
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