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ダメ人間(女)は今日も男子校へ通う。
第1章 隠れよう。
「なんだ、声も出ねーのかよ?」
「・・・・・・。」
顔が下を向く。
頭が真っ白になる。どうしよう。もう、無理だ、隠し通せない。
でもバレたら、このことが学校側の耳に入ったら・・・
間違いなく退学である、そういう風に言われた。
しかしそれは“学校側にバレなければいい”のだ。
まだ、学校は知らない。
なら、ここはこうするしか・・・っ
「な、何でもするから!!あんたのことなら何だってするから!!
だからっ・・・
あたしが女ってことは誰にも言わないでくれ!!」
ぶんっと頭を下げる。
目をぎゅっとつむり、手を握りしめた。
た、たのむから!
どうかこれだけは!!
「へー、何でもねぇ・・・。」
顔は一切見えないが、含んだような声が聞こえる。
楽しげに聞こえたのは気のせいか?
何だろう、変に心臓がバクバクする。
そしてとても、
嫌な予感がする・・・。

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