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第3章 野桜　凛香

ピピピピッ ピピピピッ

目覚まし時計が勢いよく鳴る。

「んにゃ～・・・、朝だあ」

私は大あくびをしながら1階へ行った。

ご主人様はいつもいるところにいないからまだ起きてないみたい。

私はソファに置いてあるエプロンをつけ、朝食づくりを始めた。

冷蔵庫をふと開けると、食材がいっぱい。

「見たことない野菜・・・。」

たくさんの種類の食品をこれでもかと入れたような冷蔵庫。

ほかの誰か住んでいるのかな。