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スフレ(Slave Friend)
第2章 出逢い
麻由美が徹の職場に配属されたのは、もう十年も前の話だ。
派遣会社から紹介されて、徹の担当のラインに作業員として入社した。
大手家電メーカーの下請けの、そこそこに大きな会社の工場で仕事量も多く、当時派遣法の改正も後押しして大勢の派遣社員を雇うようになっていた。
麻由美はその頃24歳。
勤めていた会社を人間関係を理由に辞めて転職を考えていたが、とりあえずのつもりで派遣会社に登録していたところにたまたま紹介を受けてやってきた。
つまりは長く勤めるつもりもなく、仕事は休みがちで、作業もミスを繰り返すような問題派遣社員だった。
そんな麻由美を担当だった徹が親身に面倒を見ていたのがきっかけで、懇意な間柄になるのにはそう時間はかからなかった。
派遣会社から紹介されて、徹の担当のラインに作業員として入社した。
大手家電メーカーの下請けの、そこそこに大きな会社の工場で仕事量も多く、当時派遣法の改正も後押しして大勢の派遣社員を雇うようになっていた。
麻由美はその頃24歳。
勤めていた会社を人間関係を理由に辞めて転職を考えていたが、とりあえずのつもりで派遣会社に登録していたところにたまたま紹介を受けてやってきた。
つまりは長く勤めるつもりもなく、仕事は休みがちで、作業もミスを繰り返すような問題派遣社員だった。
そんな麻由美を担当だった徹が親身に面倒を見ていたのがきっかけで、懇意な間柄になるのにはそう時間はかからなかった。