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スフレ(Slave Friend)
第3章 身体
距離を置くようになって一年ほど過ぎた夏のある日、久しぶりに二人で食事をすることになった。
いつの間にか年を重ねることで、麻由美は幼い容姿から大人びた美しさを徐々に備えるようになっていた。
落着いた言葉づかいに、気配りもできるようになり、魅力を増していった。
徹も同様で、無頓着だった服装も洗練されて上品に映り、より人の気持ちを優先に考えられる穏やかさを持つようになった。
食事を終え、少しのドライブの後、車内で二人がどちらともなく唇を重ねた事はまったくもって自然な行為にしか感じられなかった。
二人が愛し合うのに理由はない。
ただ本能のままに体を委ねたにすぎなかった。
いつの間にか年を重ねることで、麻由美は幼い容姿から大人びた美しさを徐々に備えるようになっていた。
落着いた言葉づかいに、気配りもできるようになり、魅力を増していった。
徹も同様で、無頓着だった服装も洗練されて上品に映り、より人の気持ちを優先に考えられる穏やかさを持つようになった。
食事を終え、少しのドライブの後、車内で二人がどちらともなく唇を重ねた事はまったくもって自然な行為にしか感じられなかった。
二人が愛し合うのに理由はない。
ただ本能のままに体を委ねたにすぎなかった。