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ラストチルドレン
第4章 零れていく砂のように・堕ちる暗闇

指はいつの間にか2本に増やされ、膣の中をグチャグチャに掻き回された。
卑猥な音を奏でながら、ただ目を瞑り必死に時間が過ぎるのを待った。
Γもう、いいだろ。入れるぞ」
ベルトを外す金属音、荒々しい吐息。
耳から入る音、全てが嫌悪感。
何度涙を流しても、漫画のように助けてくれるヒーローは現れない。
郷田俊樹のグロテスクなモノがあたしの体に侵入しようと入り口を上下に擦る。
まだ、誰も受け入れたことのないその中に、欲の棒が突き刺さった。
Γああぁああああ!痛い!抜いて!」
Γ最初だけだから、黙れ」
あたしの口を再び塞ぐ男子生徒。
郷田俊樹は、腰を動かしあたしの奥に侵入する。
膣壁をメリメリと押し広げ痛みが激しく襲う。
恐怖心と嫌悪感の入り交じった心は崩壊寸前。
それでも、何度も現実に引き戻される痛みと郷田俊樹の呻き声が耳にこびりつく。
いつの間にか破れたであろう、処女膜。
激痛のピークが過ぎれば、あとはただ振動が襲うだけ。
そこに、感じるとか快感などは無かった。
ただ犯される人形のように、横たわるだけ。

